地中海に程近いムルシア県ロルカの町に伝わる白釉がけ陶器。1971 年の創業時から扱っているシリーズです。深いブルーは他の窯のブルーとは何となく違い、きりっと印象的でした。

磁器に近い丈夫さと、マジョリカタイプ特有の透明感のある白が柔らかな、日常の器。ワインやサングリア、お冷にアイスコーヒー、ティーなど色々な目的で使い込むと良い味が出てアンティークの様な貫禄が出そうなピッチャーです。シンプルですが、ちゃんと存在感がある西洋型水差し。少し欠けても愛着が湧いてくるマジョリカ系は育てる楽しみのある焼物です。
色味やラインの太さ、間隔は一点ごと違います。

にじみや釉薬が掛かっていない箇所があるものもございます。

一枚のお皿や水差しから、それらが生まれたスペインの町や人々を想像しながら使ってみてください。







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